北海道流氷ツアー(2023/2/20∼23)
冬の北海道に初めて行ってきました。
以前、夏に旅行した時ガイドさんに「冬の海に流氷が押し寄せる景色をぜひ見に来てくださいね!」と言われたことがあり、ずっと気になってました。
「とっても寒そうだから…。」となかなか決断できませんでしたが、やっと重い腰を上げて。
日程は
1日目:成田空港→女満別空港へ。
FDAチャーター機で流氷フライト。オホーツク上空を約1000mで旋回し流氷を飛行機の中から観る!
予定でしたが、到着地降雪のため出発時間が3時間遅れ。もし、雪のため着陸できなければ引き返します、を条件に離陸。
到着時には真っ暗で何も見えないので、そのまま着陸。
なんとか着陸できただけでも良かった。
2日目:紋別港より「ガリンコ号」に乗船。船の先端のドリルで氷をガリガリと砕き進むダイナミックな流氷船で、流氷鑑賞。
現在、流氷船は「ガリンコ号」と「おーろら号」がありますが、ガリンコ号が最初の流氷船だそうです。
初めての流氷に大興奮です!
下船して、昼食へ。
午後は「網走国定公園・野取岬」
そして、2回目の流氷船へ。
次は網走港より「おーろら号」。大きな船体の重みで流氷をかき分け進んで行きます。
一日に2回も流氷船に乗るって、さすが流氷ツアーです。
3日目:羅臼港よりネイチャー流氷クルーズ。
漁をしている漁船から不要な魚が捨てられるのを目当てに、集まってくるようになったそうです。
観光客のクルーズも出るようになったので、クルーズ船の方も、魚を用意して私達の目の前で鷲づかみで魚を捕る様子を見られるようにしています。
実際、こんな近くで見られるとは思っていなかったのでビックリ。嬉しい驚きでした。
北海道は羅臼以外では冬の漁はしていないそうです。
唯一、羅臼港で漁をしています。
写真を撮り忘れましたが、漁船を守る為、海上保安庁の船が港にいました。
現実は厳しいものです。
半島の内側の湾が凍り人が歩けるようになっています。
宿泊は阿寒湖温泉。冬季限定の阿寒湖花火が上がります。
翌朝、外の温度計は「-17.2°C」。ワカサギ釣りもできるそうです。
最後は「メルヘンの丘」を見てツアーは終了です。
到着した時には大雪にびっくりしましたが、帰る時には慣れてしまいました。
どこを向いても雪ばかりですから。
私は冬のツアーは初めてで観光できましたが、ツアー参加の中には「9回目のトライでやっと流氷を観ることができました」という方も…。
初日の飛行機の遅れや上空旋回ができなくて残念と思っていましたが、お話を聞いてラッキーだったのだとわかりました。